HSPの私がボロマンションに引っ越してよかったと感じること

築古生活について

家にいるとトラブルが多くて疲れる…

こんにちは!築年数30年超え賃貸マンションに住む主婦まりこです。

私は少しの騒音や、人の目がストレスになってしまう典型的なHSPです。

以前、都内の新築マンションに住んでいたとき、近隣トラブルが多く心身共に疲弊してしまい、引っ越しを決意しました。

そんな私が、今現在築年数の古いマンションに住んでいてよかったと思うことをまとめてみました。

築古マンションでよかったこと

細かい汚れが気にならない

これが、入居して最初に見たカーテンレールです。

カーテンかける輪っかが絶対に足りない!笑

築30年超えともなると、蓄積された汚れが目立ちます。我が家は壊れている設備もそのままにされている物件でした。

一応賃貸なので、部屋を綺麗に使うようには心がけています。でも、最初からどうしようもない部分に関しては「別に綺麗にしなくてもいっか」と思うように。笑

そのおかげで家でも神経質にならずにいられるため、新築に住んでいた頃に比べてリラックスできるようになったのです。

新築に住んでいたときは、汚れに対して敏感でした。

「退去するときに請求されちゃう!絶対汚れないように気をつけなきゃ」と気を張っていたのかもしれません。

静か

築古マンションに来てから、近隣の生活音がほとんど気になりません。昔の鉄骨造の建物だからか、新築の軽量鉄骨造と比べると段違いに静かです。

築古物件といえば木造で寒い!うるさい!ボロボロ!のイメージでした。

鉄骨造の建物を選べば、分譲マンションと同じくらいのクオリティの部屋に住めるのは新発見でした。

新築の家では、夜中の洗濯機や掃除機の音、飲み会や喧嘩をする人の声、テレビの騒音のせいで不眠。結果ノイローゼに。

どうやら最近の新築物件は、安価で建てられるみたいなんです。

そのせいで壁が薄いのかな…。

日当たりがいい

築古賃貸に引っ越してきた一番の恩恵は、日当たりの良さです。

HSPにとって日光のパワーはすごいです。自分ではコントロールできない自律神経系が回復していくのを感じます。

「夏の冷房代が高くなりそう」という理由で北向きの部屋に住んだことがありましたが、速攻体調崩したことがありました。笑

強すぎる日差しはカーテンで十分防げます。カーテン界隈の技術はものすごく進んでいますからね。

なにより気分よく、体調を崩すこともなく一日を過ごせるのが最高です。

新築の家は、立地は良かったものの、狭い土地に無理やり造られたようなマンションだったので日当たりゼロ。朝起きるのがとにかく苦痛でした…。

築浅で条件のいい物件は家賃も跳ね上がるし、なかなか住めないですよね。

好条件の部屋が空いている

最上階、角部屋、ペット可、バイク置き場あり、など、欲しい条件がみつかりやすいのも築古物件の特長だと不動産の人が言っていました。

築年数の古さがネックになっているので、そうするしか入居者を埋める方法がないんですって。

築古マンションで気になること

セキュリティ面の不安

これが入居時に設置されていたインターホンです。

昭和!

管理会社に許可を取り、モニター付きインターホンに変えることができたので問題はないものの、

マンションのエントランスや、オートロックがないためセキュリティ的は不安になることがあります。

一人暮らしでオートロックなしの部屋はおすすめできませんが、夫婦でどちらかが家にいることが多ければ安心かなと思います。

費用はかさみますが、安心には変えられません!

建物の古さ

地震があったときに「この家、崩れないかな?大丈夫かな?」と不安になります。扉がミシミシ言うので。笑

あと若干、壁と床が傾いてる。

耐震基準はクリアしているマンションなので、大丈夫なのかもしれませんが…。たまに良からぬことを想像してしまうことがありますね。

新しいから大丈夫そう、古いから心配、とどうしても思ってしまいます。

意外と気にならなかったこと

部屋の中で出会う虫の頻度は、新築とそんなに変わりませんでした。

マンションの廊下でいろんな昆虫と出会うことがありますが、マンション自体が古いからか、自然と受け入れられるようになりました。

新築の家では、綺麗なマンションの室内で虫を見ると拒絶反応が起きていました。

「こんなところにいるはずない」と思うと余計無理…。

設備の古さ

追い焚き機能がついた全自動のお風呂、IHコンロ、キッチンのシャワーヘッドがあった新築。これらすべてを捨てて約30年タイムスリップしたような気分でした。

新築に住んで生活レベルを上げてしまったから、不便な昭和の雰囲気漂う水回りで生活するのは苦労すると思っていました。

でも、意外とそんなことはありませんでした。

意外となければないで普通に生活するし、頭をひねって工夫するものまた意外と楽しかったり。

まとめ

新築の清潔感や駅近の利便性を捨てて、古くて不便な土地に引っ越してきたことは後悔していません。

築年数が古いからといってすべて好条件とは限りませんが、中には見た目が古いだけで住みやすい物件もあります。

物件探しの際は「築古20年以上」も条件に入れて探してみてはいかがでしょうか。自分らしく生活できる環境が見つかりやすくなると思います。

近隣トラブルで精神を消耗しているHSPさん、築古賃貸おすすめですよ!

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