
ボロい部屋に住むのメンタルやられそう

築年数が古い物件に引っ越す勇気が湧かない
こんにちは!新築から築30年超えマンションに引っ越した20代主婦まりこです。
新築からの築古、最初はとても不安でした。
しかし一年たった今では「これ以上最高な部屋は他にないな!」と思うくらい快適に過ごしています。
- そもそも築古物件が不安になる理由
- 築年数が古くても快適に過ごせるコツ
- 入居を決める前に必ず確認したいこと
これから紹介するのは、実体験をもとに考えた築古物件でも快適に過ごすためのコツです。
築古賃貸への引っ越しを迷っている人の参考になれば嬉しいです。
築年数が古い賃貸物件が不安になる4つの理由
家賃が安いこと事態が不安
そもそも相場よりもなんでこんなに安いの?と不安になりますよね。
例えば東京で築年数10年前後・ペット可・2LDKだと14万円くらいが相場です。
ところが、築年数30年前後になると8~9万円と一気に下がります。
これは住んでみても感じますが、設備的な古さが原因としか言いようがありません。
敷金・礼金がないのが不安
敷金・礼金もゼロというのはなんだか怪しく感じますよね。
私も不思議に思い、不動産の人に聞いてみると納得できる理由が返ってきました。
礼金ゼロの理由は、大家さんがマンション建築費用のローンを返済し終わっているから。

30年あれば払い終わるんですね。
敷金ゼロの理由は、クリーニング代という名目で入居前に5万円ほど納める必要があるから。

実質的な敷金ですよね。
設備が古いと生活が不便にならないか不安
設備はたしかに古いです。
水回りはとくに、新築に住んだ経験が一度でもあると不便に感じる点があります。
キッチンや洗面台の高さは、最近の賃貸物件に比べると低めです。
私は20代女性の平均身長の157.5cmくらいですが、ちょっと低いと感じます。
30年前の主婦さん(60歳-69歳)の平均身長が153.9cmですから、メーカーの規格サイズも変わっているのでしょう。
出典:「国民健康・栄養調査結果」(厚生労働省)
またガスや水道のトラブルもたまに発生します。
セキュリティが不安
築年数が古いと、オートロックではない物件が多いと思います。
玄関ドアの鍵も、新築物件のときはディンプルキーという最新で安全性の高い鍵でした。
築古賃貸は大家さんがお金をかけてリフォームしない限り普通の鍵です。
また中には、外付けのオートロックをつけている物件もありますが、その分家賃は上がってしまいます。
築古物件でも快適に暮らす5つのコツ
ここまで私が以前「築古物件に引っ越したい」と思いつつ不安に思っていたことを挙げてみました。
ですが、築古物件でも快適に過ごすことは可能です!そのためのコツがあります!
ここからは、実際に住んでみて大切だと思ったことを挙げていきます。
建物の中で一番いい条件の部屋を選ぶ

築年数が古い建物の中でも一番いい条件の部屋を選ぶことです。
他の部屋に比べて家賃は高くなります。
ですが、それでも相場よりは安いままで、かつ好条件の部屋を選ぶことができます。
私が新築に住んでいた頃よりも満足度が高い理由は、これらの条件がそろっているからです。
お気に入りの家電に囲まれる

次に、日常的に触れることの多い家電のグレードを少し上げることです。
わが家は最新の4Kテレビが満足度を爆上げしています。
最新の家電に買い換えた方が電気代が安い場合もありますし、新しいものってワクワクしますよね。
古い設備をリノベーションする
セキュリティが気になるところ、不便さを感じるものは買い替えていきましょう。
玄関の鍵 → 後付けの二重ロックをする
インターホン → モニターを後付けする
気になるセキュリティ面はリフォームをしなくても、後付けできるんです。
こんな商品が欲しいな~と探してみるとだいたい存在するので、考えている間も楽しいですよ!
家具の色を揃える

家具を揃えて居心地がいいなと思う空間を数箇所作ることが満足度の向上につながります。
白を基調としたキッチン、ベーシックなリビング、木の温もりを意識した寝室など。
センスがなくて決められないよ!という人は風水を参考にするといいですよ。
色などは従うだけでいいですからとっても楽です。
ペットを飼う

築古賃貸を選んだ一番の理由は、ペットを飼いたかったから。
築年数にこだわっていたら一生ペットを飼うことはできなかったでしょう。
わが家は一匹の保護猫を迎えました。この子に出会えて幸せです!
物件を選ぶときに必ず確認したいこと

築古物件で快適に過ごすためのコツを紹介しました。
ですが、入居を決める前に必ず確認したいことが2つあります。
どこまでリフォームやリノベーションをしていいか
築年数が古いからといって、賃貸物件を勝手にリフォームしていいわけではありません。
退去時、現状復帰の義務がどこまであるかを必ず確認しておきましょう。
わが家の場合、この辺かなりゆるかったです。
例えばエアコンは前に住んでいた人が買い替えて、置いていったものだそうで、こちらも勝手に変えて問題ありません、と。

家電は譲り合っていくスタイルのようです。
前に住んでいた人の退去理由
内見のとき、前に住んでいた人の退去理由は必ず不動産の人に確認しましょう。
明らかな事故物件はインターネット検索で出てきます。
しかし近隣の騒音、隣人トラブルなど、事故以外のネガティブな理由の場合はこちらから聞かないと教えてくれません。
まとめ

築古賃貸は、実際に住みはじめるまでの不安要素が多いと思います。
本当に引っ越した後やっていけるだろうか?と心配なときは2つのポイントを不動産に確認してみてください。
もし1万円でも家賃を下げることができたなら、1年後には浮いた12万円を設備投資に回すことができます。
築古物件で生活の満足度を上げることに全集中すると、やりたいことがたくさん思い浮かんで楽しく生活できますよ!